脳卒中センター
Stroke Center
ご挨拶
脳卒中は脳の血管障害によって起こる病気の総称です。
病状の進行が早く早期に的確な治療を要し、引き続き内科的な治療やリハビリテーションが必要な場合も多くみられます。
当センターでは急性期の脳卒中に対して8名の医師を含む専門チームにより初期の治療からリハビリテーションまで一貫した高度医療を提供しています。
日本脳卒中学会の「一次脳卒中センター・コア」に認定されています。
センター紹介
脳卒中センターは脳神経外科と脳神経内科からなるセンターです。
急性期脳卒中の診断に必要な画像検査である頭部CT、MRI、脳血管造影検査(カテーテル検査)は24時間365日実施可能です。
専門医が24時間常駐しているので診断・治療を速やかに行えます。
急性期脳卒中患者に対する濃厚なケアを行う病床(脳卒中ケアユニット)が12床あります。
脳卒中患者および家族様への情報提供や相談支援を行う脳卒中相談窓口も設けています。
現状の診療体制・現在までの診療実績を踏まえて日本脳卒中学会によって地域の脳卒中診療の核となる「一次脳卒中センター・コア」に認定されています。
主な疾患
- 脳梗塞・一過性脳虚血
- 脳出血
- くも膜下出血
(上記疾患の原因として)
- 超急性期脳血管塞栓症
- 頚動脈・鎖骨下動脈狭窄症
- 脳動脈瘤
- 脳動脈解離
- 脳動静脈奇形
- 硬膜動静脈瘻
- もやもや病
治療
最新鋭の血管造影装置4台による血管内治療、手術と血管内治療が同時に行えるハイブリッド手術室を備えています。
最新鋭の手術用外視鏡・内視鏡・顕微鏡、手術用ナビゲーションシステムを駆使し、安全な治療ができる環境で下記のような治療を行っています。
脳梗塞など虚血性脳卒中に対して
- 経皮的脳血栓回収術
- rt-PA静注療法
- 頚動脈ステント留置術
- 頭蓋内動脈に対する経皮的形成術・ステント留置術
- 頚動脈内膜剥離術
- 頭蓋内外バイパス術
- 開頭外減圧術
脳出血・くも膜下出血など出血性脳卒中に対して
- 開頭クリッピング術(バイパス術併用含む)
- 血管内治療(コイル・ステント・液体塞栓物質などでの塞栓)
- 開頭血腫除去術
- 内視鏡下血腫除去術
お知らせ
- 2024/06/13
- 脳卒中センターのページを更新しました