整形外科
Orthopedic Surgery
よくある質問
どういう場合に人工関節置換手術の適応となりますか?
関節の痛みの症状によって変わりますが、薬物療法、理学療法、運動療法などでも改善の見込みがなく、日常生活に支障をきたしている、または検査などで、関節炎の進行やその他の病気が認められる場合などは人工関節置換手術が適応になります。ただし、患者さんの状態によって対処方法が異なりますので、一度ご相談ください。
人工関節置換手術の入院期間はどれくらいですか?
痛みの感じ方や経過により、個人差がありますが、おおよそ3?6週間程度です。
治療費はどれぐらいかかりますか?
人工関節置換手術には公的医療保険が適用されるため、患者さんが負担する費用は高額療養費制度などの公的医療費助成制度を活用することにより大きく軽減されます。適応の範囲や軽減額はその方の所得や保険の種類によってかわりますので、詳しくはご相談ください。
手術後、どのくらいで日常的な動作ができるようになりますか?
術後はおよそ1~2ヶ月で日常生活が送れるようになります。当院では、手術翌日よりリハビリを開始し、退院時には日常生活動作は概ね可能となります。 正座や身体がぶつかりあったり関節に大きな緊張を与えるような動作を制限すれば、旅行や足に負担のかからないスポーツもできるようになります。
再生医療で膝関節症は治りますか?
PRP療法は関節の痛みや炎症を改善することを目的とした治療です。膝関節症そのものを治すことはできませんが、炎症を抑えることで軟骨破壊の悪化を防ぐことが期待できます。 当院では、標準治療で思うように症状が改善しなかったときの新たな選択肢のひとつとして再生医療を行っています。自由診療のため治療費の負担が大きく、治療効果には一般の内服薬と同様個人差があります。
どういう患者さんが再生医療の対象になりますか?
手術の適応まで進行していないが、現在の治療ではつらい痛みが改善しない方、どうしても手術は受けたくない方、事情により入院が困難な方に適した治療です。体への負担が少ないので、高齢でも治療を受けることができます。