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整形外科

Orthopedic Surgery

再生医療 PRP療法(自費診療)

PRP(多血小板血漿)とは

再生医療 PRP療法(自費診療)

血小板には組織の修復を促進する成分が含まれています。この血小板を高濃度に凝縮し活性化させたのがPRP(多血小板血漿)です。PRPにはたくさんの成長因子が含まれていて、細胞の成長を促進する力があります。

PRP療法とは

再生医療 PRP療法(自費診療)

PRP療法は再生医療です。再生医療とは、細胞を使って私たち人にもともと備わっている「治る力」を増大させて治療する方法です。
患者さんご自身の血液から作ったPRPを患部に注射すると、血小板に含まれるさまざまな成長因子の役割により、生体が本来持つとされる自然な治癒反応を促進するといわれています。

診察の流れ

1.診察

PRP効果が期待できる症状かどうかを確認します。
治療経過や症状によってはPRP治療より先に検討した方がよい治療方法をご提案する場合もあります。

2.費用

種類 料金(税込)
PRP GPSRⅢ 165,000円
APS 330,000円

原則的に診療に係る費用は含んでいます。
定期受診(1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後、12ヶ月後)時の膝関節のレントゲン撮影と鎮痛剤の処方以外の診療行為については、自費診療として費用をお支払いしていただきます。
再生医療計画書に施行後に不具合が発生した場合には対応致しますのでご相談ください。

※自費でのPRP治療をされた場合、関連する治療(経過観察やその後の投薬)は全て自費になります。

3.治療の効果とメリットについて

患者さんご自身の血液を用いる為、感染やアレルギー反応などの副作用のリスクが極めて少ない治療法です。

  • 自己血液から簡便に調整ができ、日帰りでの処置が可能です。
  • 採血と注射で完了する治療なので、年齢の上限制限はありません。
  • 治療痕が残りにくく、何度でも治療を受けることができます。
  • 1回の投与で修復作用が上手く働けば、痛みの軽減や機能改善に対する長期的な効果持続が期待できます。(海外の臨床試験にて、GPSⅢシステムでは最大で6~12カ月、APSキットでは最大で24カ月効果が持続していたとの報告があります)。

4.治療の欠点と副作用(デメリット)について

  • 患者さんご自身の血液を使用するため体調や年齢などに左右され、場合によっては安定した効果が出にくいといった欠点があります。(治療効果・効果の持続時間には個人差があります)
  • 施行時、患部への注入には痛みを伴うことがあります。
  • 採血部位・治療部位に皮下出血が起こる場合があります。

※注射による腫れ・痛み・熱感・内出血などを生じる恐れもありますが、一時的なものです。症状が強く出た場合はご相談ください。腫れや熱感を早く改善するためには、クーリング(冷やすこと)をお勧め致します。

5.下記に該当する方はPRP治療を受けることができません

  • がん治療中
  • 感染症がある
  • 発熱がある
  • 薬剤過敏症がある
  • 免疫抑制剤を飲んでいる

6.治療の流れ

  • 採血してPRPを生成。(所要時間は30分程度)
  • 患部にPRPを注入。患部を中心にPRPを散布していきます。痛みを伴うことがあります。
  • まれに歩いて帰れないほどの痛みを感じる方もいるようですが、10分ほど休めば徒歩で帰宅していただけます。
  • 注射後に固定したり安静を指示することはありませんが、激しい運動は控えてください。
  • 痛みがある場合は鎮痛剤を処方しますが、炎症をおこして患部を修復させているため消炎鎮痛剤の併用は最小限としています。

7.治療後の経過

治療の効果には個人差があります。

治療後3~4日 ズキズキした痛みや腫れが続きます。強い痛みが現れる期間です。
治療後1週間 痛みが治まり、効果を感じ始めます。徐々に運動の強度を上げていきましょう。スポーツの再開もOKです。
治療後1か月 痛みはすっかり消え、思い通りに身体を動かせます。痛みは完全に引いて症状の改善も実感できる期間です。

診察日

火曜日と木曜日の午後

完全予約制:初回は診察のみで、治療方法についてご説明致します。
詳しくはお電話にてお問い合わせをお願い致します。

PRP療法は公的保険が適用されない自費診療の治療です。
PRP療法をご希望の方は医誠会病院 整形外科にお問い合わせください。

診療予約・お問い合わせは

医誠会病院 整形外科 0570-099166(代)
担当:整形外科クラーク